<harmony/>を観た

<harmony/>(以下、ハーモニー)を観ました。

元々小説から入っていたクチなので、色々ノベルと比較しながら観てしまった。

 

個人的にはアニメというよりもCGという印象の方が強かったです。

前日に屍者の帝国を観ていたため、そういった作画だと思い込んで観ていたらCG感が強いシーンも多く見受けられて少しビビった。

(CGで描写する人間は個人的に怖い)

 

ところで、これは偏見なんですが、心理描写や関係性描写は映像等の視覚的媒体よりも、小説といった文章の方がより深く描けるものだと思っていました。

そもそも、私がハーモニーという作品に触れたきっかけが、『百合だよ!』という噂にホイホイ釣られたからであって、当時SF作品は食わず嫌いをしていました(理系アレルギーだった)。

それでも商業百合小説は少ないということで、いざ小説を読んでみると、『百合!』というよりは『SF!自我!意識!管理!健康!』の要素の方が強く、時たま『百合だ……』となることはあったものの、(百合=)ミァハとトァンの関係性が強く描写されたシーンは少なかったように感じます。

(百合を主軸にしたものではないので、当たり前といったら当たり前なんですが)

 

それが4、5年前の話。

上記の感想を前提に映画を観たら、ラストのトァンの動機に『わぁ!百合だ!』となりました。

小説だと復讐とか怒りとかそっちの感情の方が強かった気がする。

 

というよりも、ハーモニーを百合目線で観るなら絶対に映画の方を観るべきだった、と感じました。

逆に映画から入った人は『百合だ!』が先行しすぎて(?)、ハーモニーの上質な世界観が入って来なさそうだと感じた。

映画は『ミァハとトァンの関係性』や『二人のスキンシップ』といった描写が小説よりもかなり多かった印象です。

小説だとそういう匂いをさせるだけで直接的ではなかったのに対し、映画だとキスまでいっていた。

すごく批判的に聞こえてしまうかもしれないけれど、原作で描かれる二人の雰囲気を視覚で直接的に描写しすぎて、雰囲気というワードをぶち破ってきている印象ではありました。

 

ミァハちゃん、思春期特有の少女×カリスマ性×ミステリアスって感じがすごく良かったです。

同じ世界にはいたくないけど。